温泉無常

日本国内には色々な温泉があるので、それらを知る一つのきっかけになれば幸いです

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【鹿児島県日当山温泉郷】方言飛び交う渋い温泉郷に惚れる・・・13か所の温泉をご紹介!

鹿児島県霧島市の日当山温泉郷は、西郷隆盛公が愛した温泉の一つです。

 

天降川の両岸に湧く温泉は豊富で、多くの宿や公衆浴場が営業しています。

車はもちろん、最寄りの日当山駅から徒歩でアクセスすることも可能です。鹿児島空港からも、かなり近いですね。

 

個人的な感想ではありますが、そんな日当山温泉郷の魅力は、安く入れる公衆浴場がたくさんあるということです。

しかもそこに満たされる湯は集中管理された同一源泉ではなく、それぞれが別の源泉。当然温泉の個性も様々です。

 

温泉では地元住民の会話が飛び交い、その会話は方言が凄いのでほぼ聞き取れません。

でも、それが鹿児島の旅情というか、鹿児島らしさを感じる瞬間でもあります。

 

個性豊かな温泉、そしてほとんど聞き取れない方言と共に湯浴みする時間は心地良く、日当山温泉郷の魅力にハマっていきました。

 

その魅力を何とかお伝えできないかな?ということで入浴した範囲内で記事を書き進めていきます。

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もくじ

 

1.岩戸温泉

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九州温泉道にも選ばれている温泉で、今までに二回入っています。

一回目は夜、二回目は朝に入りましたが、特に一回目は駐車場の空きがなかなか見つからないほどの混雑でした。年末だったので、それも影響してるかも。

 

内湯の岩風呂はややいびつな形で、各自入りやすいスペースを探して入浴していました。15人以上は入れそうなサイズだったので、混雑していても何とか入浴できました。

 

露天風呂は8人前後が入れそうなサイズで、塀で囲われているので外の景色を眺めながらの入浴ではありません。

ただ、夜空をボーっと眺めながらの入浴は心が癒されますし疲れなどがスーッと抜けていくような感覚がありましたね。

なお、日当山温泉郷ではどこもかしこも露天風呂があるという感じではないので、貴重な露天風呂と言っても過言ではないかも?

 

湯はナトリウムー炭酸水素塩泉の掛け流しで、温泉臭に強い個性はありませんがつるつる浴感や甘味を感知します。

特につるつる浴感は特徴的で、何度も肌を触ってしまうほどのつるつる感。

 

九州温泉道に選ばれているのも納得の、つるつる湯です。

 

2.前田温泉

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ご覧のようなシンプルな温泉で、奥が約43℃で手前が約41℃ですね。

湯小屋に人が在中している訳ではなく別の場所で入浴料金を支払ってから湯小屋へ向かいます。

 

透明のナトリウム―炭酸水素塩泉が満たされていて、スベスベ感や重曹味が特徴的です。

手前の部分に出たり入ったりを繰り返していましたが、渋いレトロな雰囲気を感じながら佇むのも良い時間です。

桶も6秒ぐらいで埋まってしまうような湯量で、オーバーフローも当然見られます。

入浴するとザッとあふれ出すのも良いですね。

 

3.つばき湯

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 こちらは居酒屋と温泉が一緒になったようなスタイルです。

 

 スーパー銭湯などでもそうですが、入浴後に一杯飲むという過ごし方も可能かと思います。

 利用したのは日中でしたが、夜は常連さんが入浴→一杯という具合に利用するのでしょうか?

 

浴室は内湯のみで、サウナ・水風呂・主槽などがあります。

 

 湯はほぼ透明のナトリウム―炭酸水素塩泉で、香ばしいにおいを感知。湯口に鼻を近づけると甘いモール系のにおいがしたので、よわ~いモール系温泉だと思います。

 

浴感はスベスベして、甘味も感知。

湯の鮮度の良さも印象的で、生き生きとした湯は心地良いです。

 

ほのかに香る温泉臭が魅力的なので、ぜひ浴槽内や湯口の湯の香を堪能してみてください。

 

4.山野温泉

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やまの温泉ではなく、さんや温泉ということです。

 

 

浴室扉を開けると左に浴槽、右に洗い場。

先ほどの前田温泉のように浴槽が仕切られていて、湯口がある方が43~44℃、もう一方が42℃くらいです。

熱い方は肌が痺れるような感じがして入浴が難しいですが、地元の方は普通に入浴します。

透明のナトリウム―炭酸水素塩泉が掛け流されていて、ほぼ無臭です。浴感はスベスベ感。

 

湯は熱いのですが炭酸水素塩泉なので、塩化物泉のように毛穴に栓をされるような温まり感はありません。

浴後のスーッとする感じは、まさに炭酸水素塩泉だなと感じます。

湯量も多く常にオーバーフローしていますし、鮮度も良好。誰かが入るとザッと湯が溢れ出します。

昔ながらの雰囲気も良いです。

 

5.清姫温泉

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レトロな雰囲気が良い味で、地元の方も次々と温泉へ吸い込まれていきます。

公衆浴場の営業はもちろん、お安く宿泊も可能ということです。

浴室は内湯があり、温度の分かれた浴槽があります。

全体的にタイルの浴室ですが浴槽の縁だけは真新しい木で、それが印象的でした。

 

湯は透明のナトリウム―炭酸水素塩泉の掛け流しで、弱い鉄臭を感知して浴感はスベスベ感です。

湯口にコップがあったので飲んでみると、鉄臭が口内にほんのりと広がります。

湯口のある槽は熱めですが、もう一方は41℃くらいなので入りやすい温度。

手すりもありますし、半身浴できるような工夫もされているので嬉しいポイントです。

 

6.千石温泉

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 レトロで渋い雰囲気が魅力的な温泉で、周囲の温泉より入浴料金が少し安めということも影響しているのか地元住民と思われる高齢者で賑わっています。

 

内湯には温度の分かれた浴槽がありまして、二つの湯口から注がれている槽は約44℃と痺れるような熱さ。しかしもう一方は41℃くらいなのでゆったり入浴することも可能です。

ザバザバと掛け流されるその光景は印象的で、何度も人が入ってはオーバーフローするという感じでした。

 

湯は透明のナトリウム―炭酸水素塩泉の掛け流しで、温泉臭はほぼありませんが、スベスベ浴感を感知。

気が付くと洗い場が全て埋まってしまうような混雑っぷりでしたが、湯の鮮度は維持されていたように思います。

やはり小ぶりな浴槽にジャカジャカ掛け流しですから、非常に良いです。

 

私もずっと脚を折り曲げての入浴でしたが、混雑して賑やかな風呂も悪くはないなと思った次第です。

 

7.優湯庵

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 宿の立ち寄り入浴ですが、気軽に利用できます。

客層がこれまでの温泉と全く異なりまして、ファミリーやカップルといった方々を多く見かけました。

 

内湯や露天、そしてソープ類なども備えられているので、確かに利用しやすい温泉と言えます。

 

湯は透明のナトリウム―炭酸水素塩泉の掛け流しで、特に露天風呂が41℃くらいで心地良かったです。

木々に囲まれた岩風呂という感じで、リラックスできますね。

温泉臭は特に強いものは感知しませんがスベスベ感あり。

スペースも広いですし、なるべく手足を伸ばしてゆったり入浴したい!という方にも向いていると思います。

 

8.ふじの湯

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 確かたまたま通りがかって、調べてみると沸かし湯ではなく温泉が使われているということで入りました。

駐車場がほとんど埋まっていて、人気でしたね。

 

内湯の浴槽も大きいですし、露天風呂も二つあります。

料金的にも安いので、ゆったり入浴したい方に向いています。

駐車場がほとんど埋まっていたにも関わらず、それほど混雑感がなかったのは浴槽が大きいから・・でしょうかね。

 

湯は透明のナトリウム―炭酸水素塩泉の掛け流しで、モール系の甘い香りがあるかな?というにおいです。ほぼ無臭と言っても良いぐらいかも。浴感はスベスベ。

 

浴槽は大きいですが鮮度も良好だと感じましたし、たまたま通りがかって、そして入浴できて良かったなと思いました。

 

 9.国分荘

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 隼人町姫城3-17の国分荘です。「ホテル国分荘」というホテルが同じ霧島市にありますが、それとは別の施設です。

 

こちらの国分荘も宿泊が可能ですが、近隣住民の公衆浴場としても人気が高いようです。

 

浴室は小ぶりな内湯のみで、大小の浴槽があります。

大体5~7人ぐらいのサイズですかね?

 

満たされている透明の炭酸水素塩泉はほんのりと鉄臭がして、浴感はスベスベ。

 

地元の方がのんびりと入浴するような、落ち着いた温泉でした。

 

10.吉田温泉

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 レトロな浴室、変色したタイルなどが印象的。

 

内湯は温度が異なる槽がありまして、どちらも43℃以上という熱めな温度でした。

ほぼ透明の炭酸水素塩泉が掛け流されていて、ほのかな鉄臭があります。

スベスベ浴感もあり、鮮度も良好なので心地良く入浴できますね。

かなり体が温まったので水風呂を一杯浴びようとしたら、水風呂も結構な鉄臭がありました。温泉適合しているのか否かについては不明ですが、ただのカルキ臭の水風呂という訳ではないです。

地元の方も、サッと入ってサッと帰るという感じでした。

 

11.岡元温泉

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地元の方が多く入浴していて、珍しそうな目で見られたので私のような初めて来るような入浴客は珍しいのかも?

中央に温度の分かれた槽がありまして、奥が約44℃、手前が約42℃くらいでした。

分析書を見つけられなかったので泉質は不明ですが、恐らく炭酸水素塩泉だと思われます。

透明で、温泉臭はほぼありませんがスベスベ浴感です。

掛け流しで、湯口にはコップがあったので飲んでみると口内にトロミを感じました。

浴感以外強い特徴はありませんが、鮮度の良い湯がシンプルに掛け流されるのは魅力的です。

 

12.しゅじゅどん温泉

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 こちらも地元の方が多く入浴していまして、子どもが多かったです。

浴室は内湯のみで上湯・下湯・寝湯?という具合に分かれていて、下湯は子どもの遊び場と化していたので上湯に入浴しました。

上湯は熱いのかな?と思ったのですが41℃くらいの入りやすい温度で、下湯を少し触ってみると上湯よりもぬるい湯でした。

なるほどこの温度であれば子ども好みだな・・ということで集まっていたのでしょう。

 

湯は透明のナトリウム―炭酸水素塩泉の掛け流しで、ほぼ無臭・スベスベ感という個性です。

ほのぼのとした雰囲気で入る温泉も、なかなか良かったですね。

 

13.西郷どん湯

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西郷どん湯・・・まさに鹿児島らしさ満載の温泉だと思います。

透明のナトリウム―炭酸水素塩・塩化物得泉の掛け流しで、スベスベ浴感があります。

 

温泉臭はほぼありませんが、わずかに香ばしいにおいがあるかな?という感じ。

 

遅い時間の利用でしたが結構混んでいて、皆さん寝る前の湯浴みを楽しんでいました。

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おわりに

 

これまで一回も触れていませんが、日当山温泉郷は家族湯が豊富なエリアでもあります。

ただ私は日当山温泉郷で一回も家族湯を使っていないので、何も語れません。

 

非常にお得な料金で使えるので、カップルや家族であれば家族湯に入った方が良いかもしれませんね。

もちろん地元の方と入って、方言を聞きながら過ごすのも悪くありませんが。

 

タイトルは「13か所の温泉をご紹介!」とありますが、本当は16か所ご紹介する予定でした。

でも、廃業していたので13か所となった次第です。

悲しい事実ですね・・。

 

日当山温泉郷の温泉を紹介してきましたが、もちろん他にもまだまだ温泉はあります。

 

奥深い日当山温泉郷を、探ってみてはいかがでしょうか?