温泉無常

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【群馬県川原湯温泉 笹湯】衝撃を受けた温泉は、私の心の故郷です

中日ドラゴンズの岩瀬選手・荒木選手の引退試合が行われました。

(私は岩瀬選手の引退試合に行きました。)

 

いつかは引退するのだから・・サバサバしていたのですが、何だか急に寂しい気持ちになってきました。

 

終わってしまうんだなと・・・。

 

でも、最後のその姿は美しかったです。

 

 

そんなこんなで、懐かしい気持ち・優しい気持ちに浸りたいな・・と思った時に群馬県川原湯温泉の笹湯が頭に浮かびました。

なので、この温泉についてブログを書き進めたいと思います。

なお、今は閉鎖されているということなので残念ながら入浴できません。

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もくじ

 

衝撃

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笹湯を最初に見たのは雑誌『自遊人 2008年11月号 湯街へ、共同湯へ』です。

川原湯温泉は八ッ場ダムに沈む運命にある温泉地で、その姿を見られるのはあと何年か・・という段階でした。

なお、川原湯温泉という温泉地は消滅しておらず、少し場所を移して新たな川原湯温泉として再出発しています。

 

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旧王湯(左)と新王湯(右)

 

笹湯に戻りますが、雑誌の中では 6~70代くらいの方が窓の外を見ながら入浴しています。

その姿は私にとって印象的で、単にリラックスしているようにも思えるし、間もなく役目を終える笹湯との時間をしみじみと感じているようにも思えます。

 

 観察すればするほどよく分からなくなりますし、もちろんどのような気持ちで入浴しているかは本人のみが知ることです。

この衝撃は、今でも私の頭の中に強く残っています。

残っているというか、雑誌は手元にあるのでいつでも見られるんですけどね・・。

 

入浴

 

衝撃を受けたので、後は現地へ向かうだけです。

ほんの少し迷った後に、笹湯を発見しました。

地元住民の物と思われるタオルがたくさん干してあり、普段から愛されて使われていると分かります。

無人なので料金を箱に入れて、中に入りますが誰もいません。

結局終始一人での入浴でしたが、しっかりと笹湯を堪能できたという意味では良かったかもしれません。

 

目の前には雑誌と全く同じ浴槽があり、見入ってしまいましたね。

かけ湯をするとややぬるめだったので、前に入浴した人が結構加水したのだと思います。

源泉はかなり熱いので、しばらくすると温度は回復してきたような感じがします。

透明の含硫黄ーカルシウム・ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉が掛け流されていまして、ほんのり硫化水素臭という具合です。

サラリとした入りやすい温泉で、たまたま入浴しやすい温度だったので長湯しました。

 

同じ体勢で入浴

 

雑誌に写っている人と同じ体勢で入浴してやろうと思っていたので、同じように入浴しました。

 

9月の16時でしたから、まだまだ外は明るくて太陽光がガンガン入ってきます。

17時くらいだと良い感じの夕暮れ時で更に哀愁を感じたかもしれません。

 

実際同じ体勢で窓の外を見ながら入浴しましたが、やはり悲しい気持ちになってきました。

閉鎖されるのは時間の問題なので、恐らくこれが最後かな・・と思うと、悲しくなるのも無理はありません。

 

でも、閉鎖される前に入浴できたのは一つの幸運だと思います。

入りたくても、もう閉館しているというケースはよくありますからね。

 

衝撃は続く

 

私は笹湯が一番衝撃的でしたが、そもそも『自遊人 2008年11月号 湯街へ、共同湯へ』は全体的に素晴らしいです。

 

 

これ以上に感動的な雑誌は、もしかしたらないのかも。

 

雑誌の中は色々な共同浴場や人の姿が写されていますが、ぜひ注目してみてください。

温泉に対する考え方が変わったり、新たな視点で温泉を見られるようになったりするかもしれません。

10年前の雑誌なので探すのが難しいかもですが。

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おわりに

 

街中などの閉店が決まった温泉施設に入ると、どうしても平常心で入浴できません。

でも、もしかしたら別の会社がリニューアルして再開する可能性もありますし、

そうなって欲しいという気持ちは大きくなります。

 

しかし、この笹湯はダムの底に沈んでしまうのです。

 

・・・優しい思い出と共に、歩みたいですね。