温泉無常

日本国内には色々な温泉があるので、それらを知る一つのきっかけになれば幸いです

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今も昔も考えることは同じ?温泉は何かと隠される!

日本の温泉は湯治を中心に発展を続けてきましたが、現在は湯治がメインとは言えない状況です。

温泉に求められるものは変わりつつありますが、それでも温泉は今も昔も何かと隠されます。

この記事では、そんな何かと隠される温泉について考えていきます。

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もくじ

 

信玄の隠し湯

 

 山梨や長野に住んでいる方はよくご存じかと思いますが、信玄の隠し湯というものがあります。

一か所や二か所だけでなく、多くの温泉地が信玄の隠し湯とされているのです。

山梨県だと下部温泉、長野県だと渋温泉ですかね。

 

なぜ隠し湯なのかと言うと、温泉は兵の湯治に利用されていたからです。

つまり、そんな大切な回復スポットである温泉が敵に見つかって占領されてしまうと、当然心地良くない訳です。

なので、隠して自分達だけで温泉を利用しようと思うのは不思議な考えではありません。

RPGで例えると、温泉地=セーブポイントのような感じでしょうか?

セーブポイントが少ないよりも多い方が、その戦いはより楽になります。

 

一つ有名な?話がありまして、長野県諏訪湖の北に毒沢鉱泉という温泉があります。

毒沢という一目で危険だと感じざるを得ないような温泉地名ですが、これも信玄があえてこのような呼び方にしたとのことです。諸説あると思いますけど。

もし敵が温泉を見つけても、「毒沢・・?なんだか危険そうだな」と思ってスルーしてくれるかもしれないのです。

「あそこのレストラン超不味いよ」って言われたら食欲が失せるように、こんな感じで敵を避けていたのかも。

なお、毒沢鉱泉はもちろん毒が含まれている訳ではありません。確かに飲むと酸味と鉄味が口内に広がってきつい味がしますが、入浴に関しては茶濁りの湯で特に問題ないです。

ゴクゴク飲める温泉ではありませんが、こんな特徴的な温泉に入っているんだな~という気持ちになれますよ。

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渋温泉

 

その他にも、同じ感じで上杉謙信の隠し湯というのも新潟を中心に点在していますが、個人的によく目にするのは信玄の隠し湯ですかね。

 

現代人も温泉を隠す

 

「とても良い温泉に頻繁に通っていますが、なるべく教えたくない温泉ですね・・」という表現を目にする機会は多めです。

その温泉の名が広まることで人が殺到し、ゆっくり入れなくなってしまうので教えないという考えだと思います。

秘湯というワードもありますし、やはり誰でも静かに温泉入浴したい願望はあるようです。

 

「細々と運営したい」というオーナーの意図をくみ取ってあえて教えないというパターンもあるかと思います。

駐車場もほぼ整備されておらず、周囲は民家だらけなのに人が殺到されたら困りますからね。

某バラエティー番組の企画で「としまえん」に芸人のクロちゃんが檻で閉じ込められて見せ物になっていましたが、人が来過ぎて結局中止になりました。

同様に、一つの温泉に急にスポットライトが当たって、これと同じようなことが起こると問題です。

現代人が温泉を隠すのは、自分の欲望の為か混乱を避ける為か・・ってところですかね。

 

温泉ではありませんが数年前、日本のマチュピチュというフレーズとCMで一気に知名度を上げた兵庫県の竹田城跡は、非常に注目されました。

しかし、ふとTVを見ているとゴミが散乱して一部が破壊されているなど、問題が噴出していたのです。

活気があるのは良いことですが、来る人全員が聖人君子ではないので、あらゆるトラブルが発生します。

 

これを踏まえると、確かに温泉は隠した方が良いのか?という気持ちになってきます。でも人が集まらないと苦しくなるのも事実・・。

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おわりに

 

 温泉だけでなく、例えば美味しいレストランなども隠されるような気がします。

でも、それは都内の看板が無いような高級店など、来客が少なくてもやっていけるようなお店が多いように思います。

 温泉だと、一泊10万円近いのに連日満室のような宿は、周知させなくてもやっていけるのかも?

 

地元住民専用温泉など知らせる必要のない温泉は別問題ですが、商売としてやっている以上なるべく色々な温泉が知られるようになれば楽しいのかなと思います。