温泉無常

日本国内には色々な温泉があるので、それらを知る一つのきっかけになれば幸いです

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年末の付き合い続きで内臓が疲れたら、飲泉も悪くないですよ!

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四万温泉 中生館

飲泉とは、温泉を飲むことです。

源泉掛け流し温泉にこだわって行き先を選ぶ方は飲泉経験が豊富かもしれませんが、そうでない方はほとんど飲泉経験無しだとしても珍しくありません。

味が苦手で避けてしまうこともあるでしょう。

 

私は飲泉できるのであれば、確実に飲んでいます。

飲泉は非常に面白いので、よろしければ飲んでみてください。

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もくじ

 

まずは基本的なポイントを確認

 

まずは、湯口から注がれている湯が果たして飲泉可能か否かがポイントです。

飲泉可能であれば「飲用可」という表示があったり、上の画像のようにコップが置いてあります。

さすがに、コップが置いてあって「飲泉できませんよ!」なんて結末は無いと信じたいです。

表示もコップもないけど実は飲めるパターンもあります。(飲める温泉ではあるが飲泉許可は取っていないなど)

手っ取り早いのが、従業員に聞いてみることですね。

なお、循環の温泉は消毒されているので飲用不可です。掛け流しでも消毒されている場合は不可。

恐らく飲泉不可の温泉を飲んでも良いことはありませんから、しっかりと確認してください。

 

次に、一日に飲む量を守るということです。「一回の入浴でコップ一杯まで」が目安で、一日の限度は500ミリリットル前後です。

透明の温泉でも、その中には水道水と比べ物にならないほどの成分が溶け込んでいます。

ガブガブ飲んだら高確率でお腹を壊すことになるので、注意が必要です!

また、15歳以下は原則飲泉せず、薬を服用中の方や療養中の方も医師へ相談してから飲泉してください。

例えば塩分を控えないといけないのに、塩化物泉をガブガブ飲む訳にはいきませんからね。

あと温泉を飲んだ直後はお茶やコーヒーを飲まず、ミネラルウォーターで水分補給します。

お腹がゴロゴロするなど相性が良くないと感じたら、無理に飲んではいけません。

 

温泉の味

 

せっかくなので、温泉の味をざっくり紹介します。

 

単純温泉:無味無臭で飲みやすく、温かい水のような感覚。

アルカリ性単純温泉:口に含むとトロミがあり、硫化水素イオンを含む場合はゆで卵臭が口内に広がる。

腐植質系の温泉(モール):草のような風味が口内に広がり、トロミあり。

炭酸水素塩泉:甘みやトロミがある。

塩化物泉:塩味。

硫酸塩泉:硬度の高い外国の水を温めてみるとほぼ硫酸塩泉の味になります。

鉄・炭酸泉:口内がシュワシュワ&鉄味が広がるので非常に不味い。

硫黄泉:数値が低いとほんのりゆでたまご臭で美味しいですが、数値が高くなるほど苦味がきつくなる。

放射能泉:無味・無臭の場合が多い。

酸性泉:レモンのように酸っぱい。

油臭のする温泉:灯油臭が口内に広がり、非常に不味い。

 

上記の味は本当にざっくりです。

一つの源泉には色々な成分が溶け込んでいますから、色々な味が複雑に絡み合います。

 

群馬県の四万・沢渡で私は復活

 

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四万温泉 積善館

 私は季節の変わり目が非常に苦手で、結構体調を崩しやすいです。

去年の晩秋は胃が閉鎖されたのか?と思うくらい食欲が少なくなりました。

そんな時は胃腸の名湯、四万温泉と沢渡温泉に行こう!と思って車を走らせたのです。

 

 今回宿泊でお世話になったのは四万温泉の中生館で、透明のカルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉が掛け流しで満たされています。

芒硝系の温泉臭に川のようなにおいが混じっていて、やや硬い味。

四万温泉は、大体このような系統の温泉が多く湧いているというイメージ。

立ち寄り入浴を受け付けている宿も多いので、要注目ですね。

中生館では、入浴して飲泉して・・の繰り返しでした。

ただそれだけのことですが、これが本当に極上の時間なんですよね。

四万温泉では飲泉できる宿が多いので、しっかり下調べして行けば問題無いかと思います。

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中生館

 

四万温泉から南へ向かって県道55号に入ると沢渡温泉に到着します。

沢渡温泉(県有泉)はカルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉で、浴感や味は四万温泉と似た感じですが、口に含むとゆで卵臭が広がります。

まるほん旅館や沢渡温泉共同浴場などで飲泉可能ですね。

四万温泉・沢渡温泉共に飲みにくいと感じることはほぼ無いと思います。

でも、硬水がひどく苦手!という方はきついかも・・。

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沢渡温泉共同浴場

一泊二日の四万・沢渡温泉湯巡りでしたが、気付かない内に体の調子が良くなっていて「あれ?そういえば食欲無かったんだっけ」と思うほどでした。

温泉入浴・森林浴・転地効果・飲泉・偶然などが複雑に絡み合って体の調子が良くなったのかな。

長期滞在の湯治をしたならまだしも、一泊なので何とも言えません。

 

でも四万温泉は、四万の病に効くということが語源なので、昔から薬効高い温泉だと評判だったのでしょう。

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おわりに

 

 飲泉があなたの内臓を救います!ということではないですが、飲泉を含めた温泉旅があらゆるストレスを取り除くのは間違いないと思います。

宿の方に聞いたことがありますが、飲泉許可を取るのは結構面倒とのことです。

直接口に入れますから、許可を出す方もハードルを下げる訳にはいきません。

 

そんな貴重とも言える「飲泉可能」を温泉選びの際に考えている方は少ないかもしれませんが、ぜひ注目してみてください。