温泉無常

旅と温泉は、確実に人生を少しだけ楽しくさせる!

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古くて何かと不十分な温泉宿は本当に駄目なのだろうか

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古い宿は、何かとネガティブな声を生みやすいと感じています。

畳がボロボロ・カーテンにシミ・カビ臭いなど。

これなら自宅の方が良いじゃないか!なんて気持ちになれば複雑な気持ちになるのも無理はありません。

何が古くて何が新しいのかという線引きは曖昧ですけど。

この記事では古い宿は満足できないのか?どう捉えたら楽しめるのか?などを考えてみたいと思います。

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もくじ

 

 古くても味がある

 

 

綺麗であれば、何かと心地良いのは紛れもない事実だと思います。

整った畳、穴一つない障子、ピカピカの机。何一つ不快な要素はありません。

ただ、古い宿もそれなりの味があります。

木のにおいだったり、昔ながらのガラス、経年感のある色合いなど。

綺麗な状態というのは、補修や改築などで作り出せますが、経年によって生じる独特の雰囲気はなかなか人工的に作れません。

古いものを「味がある」と表現するか「小汚いだけ」と表現するかは人それぞれですが、新しくて綺麗なものだけがパーフェクトではないと感じます。

 

改修もお金がかかる

 

温泉宿や温泉施設の廃業理由を見ると、施設老朽化が多いように思います。

悪い部分を改修したいのにそれができず、お客様からの評価も下がってどんどん苦しくなるという悪循環でしょうか。

宿は部屋数が決まっているので、常に満室にして稼ぐしかありません。後は立ち寄り入浴を積極的に受け入れたり、温泉水を使ったグッズを作るなどの策があります。

でも現実的には超人気宿でも満室にならない日はありますし、その他の宿では土日や大型連休だけ予約が入って平日は真っ白というケースもあります。

そんな状況なので、人材を雇えなかったり設備投資できないという現実に繋がるのです。

人口も地方を中心に少なくなって、頭を抱えるオーナーをそれなりに見てきましたが、本当に厳しい世界だと思います。

 

淘汰されるのは悲しいこと

 

一人の温泉好きが利用者の目線だけで好き勝手言うのであれば、淘汰されるのは悲しいことだと思います。

人気を集めてどんどん補修・改修できるような宿だけが生き残って、そうでない宿は淘汰される。

どの世界も競争ですから、勝者と敗者に分かれるものです。勝者だって努力を重ねたからこその結果だと言えます。

でも、歴史あるあの温泉宿だったり足元自然湧出の宿、源泉ドバドバ掛け流しの宿などが廃業して更地になるという現実は非常に厳しい。

湯だけでなく優しいオーナーだったとか、雰囲気が良かったとか、そういう宿の廃業は落ち込みますよね。

でも何もできない無力感。

 

安く泊まれるのは魅力的

 

古い宿はやはり宿泊料金の安さが魅力的です。素泊まり五千円程度であれば、気軽に旅ができます。

宿の食事を楽しむのも良いですが、温泉街の食事処でもその地の名物はあるはずです。

持ち込みOKであればコンビニでも良いかもしれませんね・・味気ないのは否めませんけど。

温泉街を散策すれば色々な発見があるかもしれませんし、ちょっとした気分転換や運動にもなります。

古い湯治宿だと四千円、もっと安いと三千円代で泊まれる場合もありますからね。

浮いた宿代を他の物事に回すのも良いですし、次の旅の資金にもなります。

 

部屋にこだわる人は満足できないかも

 

外観が古くても部屋だけ改装されているという場合は良いかもしれませんが、そうでない宿は多いです。

部屋の雰囲気を楽しんだり、部屋からの景色を眺めながら過ごす時間も温泉旅ならでは。

そんな時間を第一に考える場合は、部屋にこだわっている宿を選択した方が良いですね。

逆に、温泉が良ければ何でも良い!個室で寝れたら良い!という方は満足できるでしょう。

温泉旅で何を重視するかは人それぞれですが、全てを望むと旅費が高くなってしまうので、費用を抑えたい場合は妥協点を見つけるのも大切です。

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おわりに

 

もし、古そうな宿を自動的に排除している場合は少しだけ立ち止まってみてください。

もしかしたらその温泉街の中で貴重な掛け流しだったり、独自源泉だったり、接客が素晴らしかったりするかもしれません。

そうじゃなくても、安く泊まれるというのは大きな魅力です。

部屋が傷んでいたり音が響くなど色々と気になる部分はあるかもですが、それらを感じさせないほどのポイントがあれば満足できると思います。