温泉無常

日本国内には色々な温泉があるので、それらを知る一つのきっかけになれば幸いです

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たまには温泉に入りながら誕生日を迎えるのも、悪くないですよ

誕生日は明るく?それとも静かに?

人それぞれ好みの過ごし方があると思います。

私は特に明るく過ごさなくて良いけど、いつもより特別な時間にしたいと思う派です。

いつの誕生日か忘れましたが、自分用にご褒美を買いに行こうとして、悩んだ挙句何も買わずに帰宅するという残念な誕生日がありました。

その時の悲しい気持ちは、今でも忘れられません。

誕生日などただの一日だという人も含めて、温泉に入りながら誕生日を迎えてみませんか?

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もくじ

 

 憧れの黒湯温泉

 

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秋田県乳頭温泉郷の黒湯温泉は、憧れの温泉宿でした。

つげ義春さんが描いた黒湯温泉の姿、そしてネットに載っている写真を見て、強い宿泊願望を抱いたのです。

そんな黒湯温泉に、私の誕生日(10月)の前日にチェックインしました。

黒湯温泉はずっと湯治場として営業してきましたが、今現在は旅館部もあって気軽に宿泊可能です。

温泉は混浴・男女別浴室・宿泊者専用浴室とありまして、全てに白濁の硫黄泉が掛け流しで満たされています。

日帰り入浴も可能で、短めの営業時間ですが食堂も営業しています。

食事は食堂にて、山の幸を中心とした体に優しいメニュー。

湯治場風情をしっかりと残しつつも時代のニーズに応えるという印象で、多くの人が黒湯温泉を楽しんでいました。

 

白濁硫黄泉

 

黒湯温泉ではありますが、満たされている温泉は白濁です。

混浴は43.1℃の単純硫黄泉で、加水なし掛け流し。男女別浴室は51.8℃の単純硫黄温泉で、加水有り掛け流しです。

混浴は適温で男女別浴室はやや熱めという温度ですが、温泉の特徴としては二つとも硫化水素臭で大きな違いはありません。

ややキシキシとした浴感で、口に含むと硫化水素臭がフワッと口内に広がります。

生き生きとした温泉で、鮮度の良さが肌を通して伝わってくるような感触でした。

混浴では打たせ湯・内湯・露天とありますが、特に打たせ湯や露天はつげ義春さんの描いた姿とほとんど変わっていません。

 変わっていく良さもありますが、変わらない良さというのも強烈ですね。

私が50年後に訪れた時も、また同じ姿なのだろうかと・・色々想像してしまいます。

 

23時30分に部屋を出る

 

15時ピッタリのチェックイン後何回か入浴して、夕食後にも入浴してゴロゴロしていたら、いよいよ誕生日が近づいてきました。

混浴に向かい、誰もいないかと思いきや夫婦が入浴していましたね。

邪魔にならないように露天や内湯を移動して、23時50分頃になったら露天へ移動。

やわらかな光と10月のキンキンに冷えた空気、そして白濁硫黄泉に包まれながら誕生日を迎えました。

大晦日のカウントダウンのような迎え方をせず、「あ、0時過ぎてる」という感じだったのですが非常に良い時間でした。

これからの人生について考えてみたり、頭を空っぽにしてみたり。

浴槽の縁にタオルを置いてボーーーっと過ごす特別で非日常的な時間。

誕生日の入浴は本当に色々な考えが渦巻いて面白かったです。

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おわりに

 

大切なことが一つあります。

それは、その温泉宿が0時に入浴できるか否かということで、もし23時ぐらいに終了であれば浴室で誕生日を迎えることはできません。

全ての宿が24時間入浴できる訳ではありませんし、以前は24時間開放していたのに今は違うというケースもあります。

温泉に入りながら・・というタイトルではありますが、そうじゃなくても温泉宿で誕生日を迎えるという経験は印象深い思い出となることでしょう。

 

なお、誕生日に温泉宿を利用する場合は「バースデー特典」にも注目したいですね。

全ての宿ではありませんが、バースデープランなどが用意されている場合はドリンク一杯無料など何らかのサービスをしてくれます。

 

温泉宿で、特別な時間を過ごしましょう。