温泉無常

日本国内には色々な温泉があるので、それらを知る一つのきっかけになれば幸いです

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11月26日(いいふろの日)により安全な入浴スタイルについて考えよう

 

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また、寒い季節がやってきました。

そんな時は温かい風呂に入る時間が心地良いものです。

でも、そんな冬の入浴は注意が必要だと言うことは、もう誰もがご存知かと思います。

あなたはどのような入浴スタイルですか?

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 もくじ

 

危険なポイント

危険なのは、血圧の変動による異変です。

冬はこたつの中に入り、暖房で温められている部屋から出て、いきなり寒い脱衣場で服を脱ぐのです。

脱いだ段階で体は一気に冷え、寒い寒いと言いながら湯船に飛び込むと血圧が急上昇します。

この血圧急上昇が最初の危険ポイントで、高い血圧に耐え切れなくなれば出血して、救急車を呼ぶ事態になります。

 

次に、全身浴している時の血圧降下です。何と、30分も入浴すれば入浴前の血圧より低くなってしまうのです。

血圧が低くなると聞くと、高血圧の方は喜ばれるかもしれませんが、そんな都合の良いものではありません。

血圧が低くなると意識を失って、そのまま溺れてしまうのです。

脳梗塞や心筋梗塞のリスクも見逃せません。

非常に怖い。

 

特に何も考えずに入浴しがちですよね

 

我々日本人は、子どもの頃から何気なく入浴してきたはずです。

風呂は体の汚れを落として、一日の疲れを癒すリラックスタイムでもあります。

そんな空間だからこそ、「風呂は危険だ・・気を付けなきゃ」なんて気持ちでビクビクしながら入る人は少ないと思います。

ただ、だからと言って危機意識を排除するのは好ましくありません。

入浴に関わる事故は交通事故死者数よりも多く(約4~5倍)、特に冬場、高齢者に注意が必要です。

もちろん、夏場や若年者であれば安全という訳ではありません。

スーパー銭湯や宿には入浴に関する注意書きが掲示されていますが、自宅にも同じような注意書きを提示した方が良いと思います。

「かけ湯たっぷり!」

「水分補給!」

など、危機感を煽るような表現が理想的。自宅なので、自分や家族が分かれば良いです。

いくら頭の中に情報があったとしても、今一度視覚的に情報を頭に入れることが大切です。

 

具体的にどう入浴するか

 

特に注意が必要な寒い時期を想定して話を進めます。

まず、入浴の15分前には水分補給をして、浴室暖房等で脱衣場や浴室を温めておきます。浴室暖房が無い場合は、熱いシャワーを出して浴槽に溜めると、湯気がモウモウとして温かくなります。脱衣場には小型ヒーターが一つでもあると全然違いますね。

とにかく、服を脱いで寒い、浴室に入って寒いという状況を避けたいのです。

浴槽の温度は約40℃が理想的。

寒い時期だと、かなり温く感じることかと思いますが、徐々に温まります。

寒いといきなり43℃とか42℃の湯に入りがちになりますが、これだけ高温だと血圧がグンと上がります。

心臓がバクバクして、カーッと温まるので、何となく想像できるのではないでしょうか。リスクが大きいのです。

 

手足・足先からたっぷりかけ湯をして、(もしくはシャワー)約40℃で半身浴をしてください。

血圧を急上昇させることなく、体を湯に馴染ませることができます。

その後42℃ぐらいに湯温を高くして、3分程度入浴しては休憩というサイクルが望ましいです。

入浴を終える時はなるべく浴室内で体の水滴を拭って、脱衣場に上がったらバスマットで足裏をチョチョっと拭いて着衣するのが理想です。

脱衣場が浴室と同じくらい温かくできるのであれば、浴室で全ての水滴を拭う必要はありません。

とにかく、急激に体を冷やさないようにしたいものです。

最後に水分補給をお忘れなく。

 

おわりに

 

 望ましい入浴方法を紹介してきましたが、注意してみようと思いましたか?それとも、やってられないと思いましたか?

高齢者の事故が多いのですが、結局は誰でも高齢者になるのです。

それなら、若いうちから安全に配慮した入浴法を確立した方が良いですよね。

急病も事故も一瞬です。

後悔もできないまま、その大切な一度しかない人生が終わってしまうのです。

どのような入浴も100%の安全は保障できないと思いますが、負担の大きい入浴をするか、負担の少ない入浴をするかは自分でコントロールできます。

 

「風呂くらい好きなように入る」という考えも、人の人生観・死生観は尊いものなので他人は関与できません。

 

いいふろの日に、入浴と安全をぜひ考えてみてください。

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