温泉無常

旅と温泉は、確実に人生を少しだけ楽しくさせる!

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なぜ熱湯を前にすると、顔をしかめながらも入ろうとしてしまうのか

前から、何となく思っていたことではありますが、特に気に留めてこなかったことがあります。

それは、何故か熱湯が勝負の場になることです。バラエティ番組でも熱湯は根性試しとか、入った時間だけ番宣という具合に使われますね。

熱湯に入っては「どうだ!」と周囲を威圧して勝ち誇り、熱湯に入った者が勝者であるかのような雰囲気になります。

分かるような・・分かりたくないような・・。

そんな不思議な熱湯についてのお話です。

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もくじ

 

那須 鹿の湯の光景

 

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那須 鹿の湯は、非常に人気がある温泉で、小ぶりな浴槽が複数並んでいます。

それぞれ温度が異なりまして、適温で入れる浴槽もあれば非常に熱い浴槽もあります。

特に一番奥の浴槽は熱いようで、地元の方?がその熱い浴槽に入る人を監視しているようでした。

観光客と思われる方が「入らしていただきます」と言って入りますが、数秒でギブアップしたり長く入れたりしていました。

私は手前の浴槽で肌を真っ赤にしていたので奥に行くことはなかったです。酸性の硫黄泉なので刺激が強く、温度が高いと非常に辛いです。

那須鹿の湯の光景は異様だとも感じましたが、これが鹿の湯の特徴なのだと思います。そして、今日も明日も奥の熱湯に挑戦する男が現れるのでしょう。

 

温泉津(ゆのつ)温泉 元湯 泉薬湯の衝撃

 

島根県大田市の日本海側に、温泉津温泉はあります。

その中に元湯 泉薬湯という温泉がありますが、こちらが非常に熱い。

底の見えない泥濁りの湯が掛け流しで満たされていますが、ぬるい湯と熱い湯に分かれています。

ぬるい湯という表現を真に受けてはいけません。ぬるめでも43~44℃あったと思います。日や時間帯によっても異なると思いますが、ぬるい湯とは??という状況。浅い部分もあるので、そこで半身浴をすれば何とか入れます。

熱い湯は、45℃以上はあると思われ非常に厳しかったです。入ろうとしましたが、5秒ぐらいでギブアップ。それを見ていた地元の高齢者が「ハハハそっち(ぬるい湯)の方がいいよ」と笑ったのです。

そして、その高齢者は静かに熱い湯に入り、肩まで浸かって目を閉じました。

その時は、素直に凄いな~と思いましたね。

 

源泉温度が高いから仕方なく入る

 

私が熱湯に入るのは、熱湯に入っている姿を誇示したり、熱湯に屈したくないという気持ちではありません。

源泉温度が高いから仕方なく入るというケースが多いように思います。

共同浴場などでは、適温にしようとして水を入れすぎると地元の方に怒られる可能性があります。

どうしても加水したい時は周囲の方の了解を得てから水を加えるのがマナーですが、私はなるべく加水せずにかけ湯を入念に行って入ります。

私は基本的に「あなた達のテリトリーにお邪魔します、湯をもらいます」という気持ちで入っているので、満たされている湯をそのまま堪能するようにします。

誰も入ってなくて50℃くらいになってしまっている場合は加水しますけど・・。

それに、加水をすると水で薄まるので温泉の特徴が弱まる可能性が高いです。

それならば、なるべく今の状態で我慢して楽しもうという考えです。

 

β-エンドルフィン

 

熱湯に限った話ではありませんが、熱湯に入るとこのβ-エンドルフィンというホルモンが分泌されるようです。激辛料理を食べた後の充実感とか、ランナーズハイもこのホルモンが関係しています。

健康番組か何かで耳にしている方も多いのではないでしょうか。

このβ-エンドルフィンを無意識に追い求めるからこそ、熱湯に入りたくなります。

  

老化で温度に鈍感になる

 

そもそも、熱湯に顔をしかめながら入るのは、精神面は別として身体面にかかる負担が大きいので今のところ正しいとは言えません。

それに、老化によって皮膚の温度を感じるセンサーが鈍くなってしまうので44℃くらいの熱湯でも平気で入浴できたりします。でも、これは冷静に考えると怖いことだと思いますよ。

自分で明確に皮膚の老化を感じるのは難しいので、「あれ?なんか熱い湯に強くなったかも」なんて思い始めた場合は注意が必要かもしれません。

もちろん、熱湯に入り続けることによって肌が慣れるケースもあるかもしれませんが、老化による鈍りも忘れてはいけません。

熱湯を制する心地良さは分からないでもないですが、リスキーであるという認識が大切です。

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おわりに

 

 私は正直、熱湯に弱いです。なので、苦労している様子を見て笑われた回数は多いと思います。

笑われたと言っても、本気で侮辱されるようなトーンではありません。

熱湯に入って優越感に浸るのも一つの楽しみ方であり、その人が納得している以上否定されるものではないです。

その際は、リスクの確認はもちろん、水分補給や入念なかけ湯等の準備と無理をしないことが大切になってきます。

心地良い気分になりたい・熱湯に屈したくない・源泉が薄まるから水を入れたくない・・熱湯に入る理由は様々ですが、安全第一で楽しみましょう!

 

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www.onsenmujyou.com