温泉無常

日本国内には色々な温泉があるので、それらを知る一つのきっかけになれば幸いです

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栗駒のいで湯 駒の湯温泉の悲劇

 

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栗駒のいで湯 駒の湯温泉【公式】ウェブサイト

 宮城県の駒の湯温泉は、2008年の「岩手・宮城内陸地震」で被災して大変な状況になってしまいました。

ただ、ホームページにもあるように2015年秋から復活して多くの入浴客が訪れています。

タイトルにある悲劇というのは、この地震のことではありません。私が駒の湯温泉を利用した時に、少し考えさせられるようなことがあったので書こうと思います。

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もくじ

 

ぬるい!

 

私が温泉に入ろうとして受付すると、しきりに「ぬるいですけど大丈夫ですか?」と確認されました。私は事前にこの温泉のことを知っていたので、ぬるいのを承知していましたし、ぬる湯にワクワクしていました。

 

浴後、湯守特製の十割蕎麦を注文して待っている時に、「実は・・」と受付の女性に話を切り出されまして、どうやら私が利用する直前に「ぬるい!」と激怒して帰ってしまった方がいたそうです。なので、しきりにぬる湯を強調されたんだなと納得したのです。

登山客だったみたいですが、ここの温泉で入浴客が激怒して帰るなんてことがあるのか・・と心底驚きました。

もちろん、この怒って帰った人の声は一つの感想であることに間違いありません。しかし、攻撃的な態度を向けられると穏やかにはなれませんし、女性のどこか悲しげな表情が印象的でした。

 

私は地震が発生する前の姿を知らないので何とも言えませんが被害を受けて今の姿になるまで、相当な苦労と多くの人の手助けがあったようです。そんな経緯を知ると、尚更複雑な気分になったものです。

 

温泉=温かいとは限らない

 

恐らく怒った入浴客は、温泉=温かいものだと思って利用したのだと思います。しかし、そこにはぬる湯が満たされていたので「何だこれは」と怒ったのでしょう。

一回でもホームページを見ればぬる湯だと分かったはずなので、事前に調べなかったのは入浴客のミスですね。

 

駒の湯温泉は温まります

 

駒の湯温泉は確かにぬる湯ですが、温まるという事実をお伝えしておきます。

分析書の数値では36.4℃ですが、2016年の検温では38.1℃であるとホームページに記載されていますね。

含硫黄ーカルシウムー硫酸塩泉が、3~4人サイズの浴槽にドバドバ注がれています。なので、常にオーバーフローしていてとても新鮮なお湯です。

見た目は透明ですが、硫化水素臭が充満しています。少し肌が刺激されるようなピリピリとした浴感があり、口に含むと硫黄のエグイ苦味や酸っぱさがあります。

ぬる湯なので長湯しやすいのですが、強烈な湯という印象ですね。

30分ほど入浴していると、ツーっと汗が流れ落ちてきました。温度だけでなく硫化水素や二酸化炭素などの要素も加わって入浴後はポカポカが持続します。

 

浴槽が小ぶりなので、混雑時は全身を伸ばして入浴するのではなく他の入浴客の為にスペースを空ける配慮が必要です。

 

駒の湯温泉の良さ

 

駒の湯温泉の良さは、たっぷりとかけ湯をして体を湯に沈め、目を閉じてフーッと息を吐きだした時に分かります。

ぬる湯好きな人はもちろん、ぬる湯よりあつ湯派だ!という方も入浴してみて下さい。両方好きになれたら、もっと温泉が楽しくなりますから。

 

営業期間と営業時間を確かめて、訪れてみてはいかがでしょうか。

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